Z世代とはまったく過去に類を見ない独創的な世代でもあり、その彼らが成人の年齢になった現在から20年は、彼らが中心となる時代に突入しました。

世代の移り変わりに伴う様々なことが、世界にも大きな変化をもたらしはじめています。

 

ファッション、アパレル業界に関しても変化しつつあります。

アフターコロナの今、Z世代志向に各企業も対応をしていくことになります。

世代とは?Z世代のファッションと時代の変化

1960年~1980年 X世代

1981年~1996年 Y世代(ミレニアル世代)

1997年~現在 Z世代(ジェネレーション世代)

Y世代とは真逆なデジタルネイティブ、個性を重視、本物志向、環境や社会に良いとするもの、健康志向でもあり、まさに(サスティナブル、エシカル志向)です。

 

そんなZ世代は、ファッションについての特徴的な価値観がアパレル業界の常識を変えています。

ここでは、Z世代のファッションと時代の変化に対応するビジネスマーケティングについて説明します。

世代の変化によるファッションの変化 

Z世代志向とは、ミレニアム世代とは正反対の想像もできない社会や、価値観であり、そのスタイルをうけとめて理解をしていかなければなりません。

デジタルネイティブ世代

Z世代は、小さいころからの生活によりデジタルネイティブ世代です。

そして常に情報があふれ、多用性にすぐれています。

動画コンテンツ、SNSの多様化により社会問題についてとても関心があるのがY世代とのおおきな違いです。

 

SNSネイティブから、「ネット検索ばなれ」ともいわれていて、「ググる」というのは一世代前の言葉になりつつあります。

そんなZ世代の特徴は、動画や画像といったビジュアルからの情報がメインとされています。

個性を重視、本物志向

ファッションに関して彼らが今思うことは、「みんな同じ服を着ている、安いものを買う、独自の個性も何もない」といった、個性重視の発想です。

今までのアパレル業界のやり方とも正反対のことになります。

 

A社もB社も同じものをつくり、(今年はあのデザインや色がはやる)とか(よそで売れているからうちも仕入れよう)とかはまったく興味がなく、(逆にみんな着ているものは嫌)という感覚です。

SNSでの自己の表現からも見られるように、(人と違ったことがうける)感覚で流行、ブランドに興味がなく、「自分らしい、ほかではないデザイン」を求める傾向にあります。

 

高品質、低価格であり、個性を尊重したブランドを求めます。

環境や社会に良いとするもの、健康志向(サスティナブル、エシカルであること)

 自然環境の破壊による気象の悪化なども、子供のころからデジタルコンテンツにより多くの情報を目にしている彼らには、環境破壊、自然破壊に対しての意識が植え付けられています。

 

エシカル(論理性)で、社会や世界に負担をかけない生活を望んでいます。

Z世代は、自分の購入したものが、社会に貢献していることに重点をおきます。

 

無駄なものモノを使っていない、大量生産をきらい(大量廃棄)、ナチュラルな素材である(人と自然環境への配慮)→(サスティナブル、エシカル志向)

 

自分の周り、国、世界のために本当に必要なものはなにかを考え行動する若者が急増しています。

アフターコロナの今、世界中にこういった思考が急速に広まっています。

 

ファッション、フード、デザイン、暮らしといった多種にわたり、サスティナブルビジネス(社会の持続可能性に配慮した経営)が急速に進み始めているのです。

 

アフターコロナ 生活の変化にともなった商品やサービスの提供

アパレル業界でもアフターコロナの今、各企業が大きなダメージを受け、その上で商品の展開、サービスの提供をするかというマーケティングが課題となっています。

そのうえで、切り離せないのがサスティナビジネスです。

デジタルネイティブ

オムニチャネル化(オムニチャネルとは、実店舗やオンラインストアなどのあらゆる販売チャネルや流通チャネルを統合すること、その統合販売チャネルによりすべての販売チャネルから商品を購入できるようにすること)をメインにすることにより、いろいろなコンテンツからのアクションを可能にします。

オムニ化の成功企業では、店舗とECの両チャネルでの購入の割合がとても伸びているという結果もあります。

 

様々なチャネルを渡り歩くZ世代は目的がなくお店まで行く、HPまで行く、インスタまで行く、ブログまで行くという手間がかかることはしません。

1つのチャネルから全部のチャネルに簡単につながっていないと、すぐに他ブランドに移って行きます。

 

ECチャネルの強化(特にSNSをメインとした動画の配信)オムニチャネルをもとにしたサービスの促進が必要になってきます。

個性を重視、本物志向

ECサービスでの (D to C)型のMDサイクルが重要になってきます。

D to C(企業と消費者が直接つながる)ビジネスマーケティングのことです。

 

✓自社で、企画、製造をして自社チャネルで販売する

ECサイトの顧客と直接やりとりができることから、情報をフィードバックでき、消費者のニーズ、の収集につながります。

 

その情報をもとに、Z世代がそのブランドにもとめている商品の提供ができます。

サイクルでいうと、週に2回は新作を投入する(多品種で少量生産をめざす)

環境や社会に良いとするもの、健康志向(サスティナブル、エシカルであること)

国連で16歳の女の子が演説して、今年のノーベル平和賞の候補ともいわれています。

あの演説以降には世界中で多くのZ世代も、サスティナブルや環境改善に注目しています。

 

日本では、ZARA、ユニクロ、H&Mなど大手企業が先陣をきっている、サスティナビリティビジネスは、素材が環境にやさしい、製造過程で健康に害がないものか、人の労働が適正であるか、商品の大量な破棄問題と、近い将来の目標でもあり、ビジネスパフォーマンスでもあります。

アフターコロナと今後のファッション

アフターコロナの今、Z世代のファッションの変化だけではなく、世界中のビジネスシーンで変化が見られています。

 

その重要性が急激に進み、急速なマーケティング戦略を考えたパフォーマンスをする事が日本のファッション、アパレル業界にも大きな課題です。