近年、物が売れない時代と言われている中で、アパレル業界も深刻なダメージを受けています。
そして、こんな恐ろしい現象が起こっているのです。
売れない = コストダウン(SALE)で量を売る = コストダウンのために大量生産
= でも売れ残る = 大量廃棄処分(年間15億点以上もの衣類の廃棄)
多く作り、在庫過多になり処分されるのです。もはや社会問題ですよね。

もう一つの現象が、コストダウンのために起こっている、価格競争です。
年々と価格帯が下落して、こちらはもはや潰し合いです。
こんな国内データがあります(アパレル商品に限る)
| 年間総枚数 | 年間消費枚数 | 消費客単価/枚 | |
| 1990年 | 12億枚 | 11億枚 | ¥10000 |
| 2018年 | 29億枚 | 13億枚 | ¥4500 |
(商業界ONLINEより)
どうでしょうか?
この状態がこの先も続けば確実にアパレル崩壊です。
こんな恐ろしいデータに基づいて、ここではどうすれば価格競争のスパイラルにまきこまれない、値下げ(SALE)をしない、商いが出来るのかをご説明します。
年中セール感の否めないアパレルショップ事情
ファストファッションや、大手ECサイトでは日常的に限定SALEや、タイムSALEといった形の販促で集客をとっています。
消費者には(安く買える)考えが浸透してしまい、[安くなったら買う]ですよね。
「SALEになったら買う」とか、「最近はサイトの方が安いし便利だから、通販で買う」と言った声が多くないですか?
しょうがなく、上記の他SHOPでも(○○SALE)をしないと集客が取れない事態です。
気が付くと、いつも販促の時にしか売れていないというのが、現実です。
そして、消費者もSALEのありがたみがなくなってきて、SALEも売れ残ります。
こんな悪循環の繰り返しになっていませんか?
上記のデータにもあるように、客単を下げたら枚数が売れる(SALEで在庫の消化)という訳ではないのです。
やはり、プロパーで売れる枚数の仕入れをしたいものです。(在庫過多を防ぐ)
重要な3STEP ✓利益をとる✓PCサイト参入✓直接仕入れ
セールに頼らず、正規価格(定価)でより長く販売するために考えること。
✔売上よりも利益で商売
どうしても、価格の引き下げ(SALE)をすると売り上げ減に繋がります。
枚数をたくさん売って、売り上げは作らないといけないです。それが価格低下の引き起こす、量産の現象です。(投入過多)
じゃあどうすれば、売り上げがとれますか?
在庫コントロールです。必ず商品MAPなどで、一定の量を保つ。
プロパー商品は欠品が当たり前でよいのです。在庫減で、都度仕入れをされてみてください。(適量を安く仕入れて売る利益商売)
在庫を抱えて品揃えよりも、欠品で当たり前だとお店の価値、商品価値もあがります。
消費者が買う1枚のために、在庫過多は目先の数字であっても、利益には繋がりません。
✔WEBSHOP、ONLINESHOPなどのPCサイトをできるだけ使う
今や当たり前の事ですが、PCサイトへの参入です。
大手メーカーでは売る目的だけではなく、在庫をさばく目的もあります。
色々なアパレルサイトに出店をして窓口を広くし、在庫をなくしていきます。(サイトによっては、キャリー品でもプロパーで売れます)
上手く、在庫管理もできればプロパー消化率も上がりますね。
✔工場からの直接仕入れ
SALEばかりで、利益が取れにくいのが現状です。
要するに、工場と直接の取引にすると、卸しを介さないので大幅に原価の引き下げになります。多くの企業ではこの方法で、PCサイト販売(工場→直接消費者)をしております。
これからは、この仕入れ方法(D to C)が主流になるともいわれています。
もし、販売サイトや、店舗の販促でSALEが避けられなく、値下げ期間が長くても利益率は下がらずに運営していけるのではないでしょうか。
- 在庫コントロールによって、利益商売をしよう
- PCサイトの活用で、プロパー消化率をあげる
- (D to C)直接仕入れの実践
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